TAKAKO YAMAGUCHI
2009-2001
遠近法について。 多くの人は絵を上手に描きたいと願います。その為に必要な絵画技法に「遠近法」への理解が不可欠です。例えば、街並を描く時、建物の四角いフォルムが傾くことを知性で知らなければ、上手くは描けません。大まかな理解として、四角形が平行四辺形になるようにするのです。 次に、風景画を描く場合はどうでしょうか?カンバスの平面に描かれる空や海は遠近法を活用することで、あたかもそこに空間があるように描くことが出来ます。 その絵画にまつわる方法を元に、絵画の木枠のサイズ(※1)風景用のP枠に空を、海景用のM枠に海を模した平行四辺形の立体を制作した。 ※1 油彩用のカンバスにはF(人物)P(風景)M(海景)の為の縦横の比が異なるサイズがある。 長辺のみ同じ長さで、短辺の長さが異なる。 Gallery MOCA展示風景, 2009 寒天,水,食品着色料 P H3×W112.1×D193.9 cm M H3×W97×D193.9 cm
白いビニール袋は、予め私が用意した寒天が入っています。会期当初はこの白い袋のみが展示されています。 その後、展覧会に訪れた観客によって『赤い寒天液をビニール袋に注ぎ、ビニールの口を2回結ぶ』作業をされた作品は、観客の任意の場所に設置されます。 観客は、その赤い寒天の入ったビニール袋が、自分のものだと判るように、袋の形を整えたり、結び目や置き場所を思案する等、様々に工夫をこらしていました。 その様子は、人が集団社会といった行動が制限される中でも、個人を如何に表現するかについてや、他者と寄り添い安心を得たり、建物やモノとの関係性を計りながら生きる様子が表されています。 Gallery MOCA,2009 寒天,水,ビニール袋,食品着色料 可変
Untitled,2004 寒天,水, H12×W150×D95 cm
遠近法について。 多くの人は絵を上手に描きたいと願います。その為に必要な絵画技法に「遠近法」への理解が不可欠です。例えば、街並を描く時、建物の四角いフォルムが傾くことを知性で知らなければ、上手くは描けません。大まかな理解として、四角形が平行四辺形になるようにするのです。 次に、風景画を描く場合はどうでしょうか?カンバスの平面に描かれる空や海は遠近法を活用することで、あたかもそこに空間があるように描くことが出来ます。 その絵画にまつわる方法を元に、絵画の木枠のサイズ(※1)風景用のP枠に空を、海景用のM枠に海を模した平行四辺形の立体を制作した。 ※1 油彩用のカンバスにはF(人物)P(風景)M(海景)の為の縦横の比が異なるサイズがある。 長辺のみ同じ長さで、短辺の長さが異なる。 Gallery MOCA展示風景, 2009 寒天,水,食品着色料 P H3×W112.1×D193.9 cm M H3×W97×D193.9 cm
Solo show
2009-2004
Y/G
2008
Dropper,Water,Food color ,Thumbtack
each H10×W1.5×D1.5 cm 300 elements
2001
2001
Six Box
2001
Wood, Cement
H8×W150×D42 cm 6elements